Alipayは10億人もの利用者がいるスマホ決済サービスとして人気です。

Alipayとは

Alipayのロゴ画像

 

Alipay(アリペイ)とは、大手EC事業者のアリババグループが提供するスマホ決済サービスです。
中国国内ではテンセントが提供するWeChatの関連サービス“WeChatPay”、もしくはAlipayのいずれかの決済方法が利用されているほど、国民に広く普及しています。

 

中国は2016年の段階でキャッシュレス決済比率が65.8%を超えているため、Alipayは中国で生活する上で欠かせない決済手段です。
そんなAlipayの特徴を見ていきましょう!

 

中国での利用が盛ん

Alipayは中国国内での利用において強みを発揮するスマホ決済サービスです。
先述した通り中国のキャッシュレス決済比率は65.8%と非常に高く、日本の3倍以上のキャッシュレス決済が行われています。

 

中国で行われるキャッシュレス決済の50%程度がAlipayを好んで利用しており、インフラとして欠かせない存在です。
中国旅行の際には現金を持ち運ぶよりAlipayをダウンロードすべきとさえ言われています。

 

日本でも対応店舗が多い

Alipayへの対応は日本のお店でも多く見受けられます。
かつては“爆買い”などと称されたように、春節時期の中国旅行者による日本での購買行動は盛んです。
そのインバウンド消費は小売店にとって軽視できず、顧客を逃さないためにも都内を中心にAlipayを導入する店舗が増えました。
その結果、中国の決済アプリであるにも関わらず日本で対応している店舗が多く存在するのです。

 

 

使い方

Google Playストア、もしくはApp Storeにて専用アプリをダウンロードすると、Alipayの利用を開始できます。
支払いがバーコードで可能な点は国内のスマホ決済アプリと同じです。
日本だとローソンやセブンイレブン、マツモトキヨシ、ヤマダ電機にビックカメラなど、コンビニエンスストアから家電量販店まで多くの店舗で利用できます。

 

注意点

注意点を確認しよう!

 

日本語に対応していない

注意点として覚えておきたいのが、“日本語に対応していない”という点です。
アプリストアに行くと分かるように、全て説明が英語で記載されています。
今後のアップデート次第では状況が変わるかもしれませんが、現状は英語ができなければ十分に使いこなすことができません。

 

中国国内の口座が必要

アプリへの入金を行う際は、基本的に中国国内の銀行口座から行う必要があります。

 

最近では、中国に在住していない方でも利用できるようにクレジットカードでのチャージにも対応しました。
しかしネットショップを含むオンラインでの決済はできません。

 

全ての機能を十分に使いこなしたい場合は中国国内の銀行口座が必須です。

 

 

中国によく行く人にオススメ

Alipayは中国の会社が提供するスマホ決済サービスです。
国内でも利用できますが、中国での利用が盛んです。

 

仕事や個人的な旅行で中国によく訪れるという方にとっては、是非ともダウンロードしておきたいサービスなのではないでしょうか。

 

 

 

日本の首都圏に住んでいる方は、交通にも買い物にも使える「Suica」がおすすめです。